2012.8.9 バルーンとお花
5年くらい前から、店頭にバルーンを置き始めました。
きっかけは、お店をはじめて10年たった頃に、さらにプラスしてご提供できるものはないか?と考えたことです。
あくまでもお花屋さんという姿勢は大切にして、よそとは違うもの、喜んで頂けるものは何か・・・・・ちょうど40歳のころでした・あ、年がばれちゃう!!
写真のように、まん丸にふくらませることもできず、やみくもにふくらませてもだめだなと思い、バルーンスクールの門をたたきました。
初心者コースとプロコースを1年かかって学びました。仕事が終わって、夜、通っていました。家族の食事を用意して、花屋の仕事をして、それから通う自分に少し満足感がありましたね・・・。
私、頑張ってるじゃん!みたいな。。。でも、実際、スクールにいってみると、私なんて一番近いところから通っていたし、新幹線にのって、毎回必死に勉強している外国人の人もいて・・・。ただ、彼というか彼女というか、ある意味ハーフさんだったんですが、すごいんですよ。
先生は、ばーっと日本語でまくしたててレッスンしていきましが、彼(いや彼女? ややこしい;)は、ローマ字でノートをとり、本当に熱心で、「母国にかえって、ブライダルの総合プロデュースをするんだ!」という夢のために、ケーキやパンのレッスンを終え、バルーンのレッスンにきていると話してくれました。
なかなか違う世界の人と出会う機会が少ない私にとって、あの1年はとても新鮮で、刺激的でしたね。「自分だけが大変なんじゃない」ということも思い知らされました。みんな、みんないろんな夢に向かって頑張っている。そう思えただけでも、40の最初にいい経験ができたと、思っています。
あれから5年。一番人気があるのは、発表会の時ですが、それ以外にも、お誕生日やお見舞いなど、いろいろな場面で活躍してくれているバルーンとお花のお話・・・。ものすごく、長くなってしまいました。 ここまで読んで下さった方、感謝します